「倭国伝 全訳注」で「魏志倭人伝」など、中国正史に書かれた日本関連のまとめて読む
中国の史書の中にある日本人についてのものについて。
国文学系の専門の勉強をしたわけではないのですが、垂水が多少読めるかなあというものをいくつか。
原文から現代日本語に訳したものがいくつかあります。
人文系のこういう資料は、筑摩書房のちくま学芸文庫、講談社の講談社学術文庫が強いです。
正史三国志4 魏書4(ちくま学芸文庫)
一番有名な「魏志倭人伝」が入っているのは、正史三国志の魏書の最後の方です。異民族伝の中ですから。ギシワジンデンって本じゃなくて、曹操とか出てくる、三国志の中の、魏書の一番最後のことです。
私が持っているのはこれです。
場所をとるし、六巻(呉書だな…)がどこかに消えていました。
中国の正史は明朝までの二十四史です。
そのうち、倭国・日本に関するものは十四。
全体の中の位置付けを見たりするには、全部読むべきなんでしょうけれども、垂水は研究者じゃないからそこまではできません。
「倭国伝 全訳注」
いくつかは倭国、日本に関する部分は別の史書からの引用などだということで、主要なもの九つの、倭国関連に関して集めて、全訳に原文をつけてくださっている先生方がおられて、講談社が出版しておられます。
おまけに、電子版があるので、本当に小さくてありがたい…ただ、iPad 買おうかな…