垂水わらびの走火入魔

このサイトは全ページにAmazonアソシエイトの広告があります。Amazonのアソシエイトとして、 垂水わらびは適格販売により収入を得ています。

(殺破狼の)梁国の行く末が大変心配になってきた独自研究

ネタバレしているので、地雷だったら吹き飛びな!

ということで。

 

梁国は、李豊→長庚→太子ちゃんと帝位が移り行くけれど、李豊から長庚への譲位において、方欽に刺された李豊は、今際の際に長庚に譲位をせざるを得ない状況に置かれます。

太子を人質に取られてたから。

なんてかわいそかわいいんだ李豊は。

太后もが草原の女はみんな妖女で生まれてくる子らはみな禍々しいと忌み嫌ったのは正しかったです!

李豊の皇后は病弱な人だが、長庚のことを怖がっています。生理的な嫌悪感を抱いたのかもしれないです。

それは全部正しかった!

さて、その太子ちゃんですが、当時12歳くらいです。「ちちうえ〜」声変わり前の声で呼びながら看取るのだけど、後ろで叔父さんが自分を人質にしていたことに気づきません。

15歳で母とも死に別れますが、長庚は太子ちゃんに当時の自分がしたかったことして欲しかったことをしてあげているのでは?という説を伺いまして。

確かに、元帥について巡視に行ったり、外国へ行ったり、雁回から都へきたばかりの頃の長庚少年ならしたかったことでしょう。

しかし、gkgkbrbrしました。

その場合、母の死を良いものと捉えているのですよ、この狂犬は。つまり、長庚が…。

 

太子ちゃんの母の死に長庚が関わっているかどうかは別として、父の死には確実に長庚が関わっています。

顧昀は大雑把な人ですが、大局を見誤ることはありません。

そして長庚がしたことについても、気づきます。気づかないふりをするという選択をすることもあるでしょうけれど、気づかないわけがありません。

きっと李豊が謀反にあい、方欽に刺された。雁王に譲位したのをみな聞いた。太子と雁王がすぐそばで看取った。

と聞いただけで、ははん、と気づくことでしょう。

何もしないでしょうけれど。

帝位はそのまま李豊の子孫に伝えられるのだし。

しかし、太子ちゃんはどうでしょうか。

いつか気づくことはないのでしょうか。

気づいて「どうしようもない」と思うのか。ぞっとするのか。

何かするのか。何もしないのか。

何かするなら、江南の二人の愛の巣が危ない。

長庚はきっと、何もしない方にかけたのでしょうけれど、私は太子ちゃんが何かしないなら、精神が心配になります。帝位にある、あの太子ちゃんの精神が。

若い頃苦労した人が痴呆になったり、PTSDになったりという話を聞くんですよ。気づいた、しかし何もしないことを選択した、そのときはよくても、長寿に恵まれでもしたら…。

中国の皇帝の中に、若い頃はかなり優秀で、そして苦労もしただろう皇帝が老人になってどう見ても老人性痴呆か何かでしょう、それもアルコールがらみの?って人がいましてね。

孫権っていうんですけれど。孫権がうまく次に譲位できず、呉末期は地獄です。

これ、創業者が若い頃は良かったんだけど、年を取ってからは…そして承継に失敗して…という企業さんもたくさんありますよね。孫権の晩年はそういう企業さんの姿の拡大バージョンかなと思ってて。

太子ちゃんが気づきませんように…。

ところで皆さん、琅琊榜はご覧になりました?

 アマプラでも見られるので是非!